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Māyādevī Vihāra blog

マーヤーデーヴィー精舎ブログ

2011年9月 「宿泊仏教実践会 体験感想文」(2011.11/18更新)

 先日、こちらの精舎で行われましたスマナサーラ長老指導の宿泊仏教実践会の体験感想文を掲載いたします。どうぞ、お読みください。

 

 宿泊仏教実践会や、またそれぞれ皆さんが冥想実践されている様子が窺えると思います。冥想実践は一人でするものですが、各地で頑張っている仲間がおられます。お互いに頑張っている姿を励みにし、しっかりと理性を育てましょう。

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「マーヤーデーヴィー精舎 宿泊仏教実践会を終えて」Mさん


 9月27日から10月2日まで、4泊5日の宿泊仏教実践会がありました。入会して一年も経っていない私にとって、今回は初めての宿泊実践会への参加です。今振り返ると、環境の整ったマーヤーデーヴィー精舎で朝4時半からたっぷりと冥想できたことはとても幸せな経験になりました。わたしの感想を交えながら合宿の様子をレポートしたいと思います。皆様の参考になればと思います。


まずは毎日のスケジュールを紹介します。
 
朝4時半、起床。5時、経典読誦・冥想とお供え法要。その後朝食、そうじ。各自冥想。11時20分、お供え法要、昼食。各自冥想(この間シャワー、長老との個人面談も)。夕方5時、経典読誦・冥想。法話。夜9時半、寝具の準備。10時就寝。冥想したい方はずっと続けても可。


さて冥想実践について。
 精舎の二階では歩く冥想、一階と戒壇堂では座る冥想が行われました。みなさんそれぞれ自分のペースで3ヶ所を移動していました。移動する際も沈黙を保ち、ゆっくりと実況中継しながら動く方々を多く見かけました。


 
天井が丸い小さな体育館のような二階は、広々として歩ける幅が広く、床はやさしい材質の木が敷き詰められていて、はだしで歩くと気持ちが良かったです。離れにある戒壇堂は就寝時間後も自由に冥想をしても良いということで、わたしは毎晩残らせていただきました。最終日にかけて戒壇堂に残る人の数が多くなっていたのが見受けられました。


 
個人的に前半二日間は歩く冥想、後半は座る冥想を中心に取り組みました。普段より集中できたと思います。そして実況中継する目的を改めて確認することができました。それは心を妄想からガードすることです。注意深く途切れず「膨らみ、縮み」「右足、上げる、運ぶ、おろす」と実況中継することで、妄想が入る隙をふさがなくてはなりません。いつの間にか、ただ唱えている状態になっていて気づきの精度が低くなっていたことを気づかされました。座る冥想では腹部に集中しようとするあまり呼吸が激しくなっていて、とても苦しくなりました。気づいて軌道修正しましたが、気をつけないとこのように簡単に間違った方向に流れてしまうのだな、と認識しました。


 
期間中、希望者には長老との個人面談もあり、わたしは待っている間、かなりドキドキしてしまいました。緊張していてあまりうまく伝えられなかった気もしますが、長老からは的を射た厳しい言葉を頂き、その後のやる気が湧いてきました。


 
冥想に励む方々の中にいると自然と「自分もやってやるぞ!」という気がしてきます。これも合宿冥想の良い点だと思います。わ
たしは普段、朝と夜に冥想をしていますが、朝はなかなか集中して冥想を出来ていません。しかし一日二食のおかげでしょうか、合宿では朝からすっきりとした頭で読誦、冥想ができました。


食事について。
 
毎回の食事ではいただく前に「気づきながら食べること」の誓願をします。わたしはどうしても食べる気持ちが先走ってしまい、気づきをおろそかにしてしまいました。食べる時も実況中継ですね。ボランティアの方が用意してくださった朝食はとても美味しかったです。


 
毎晩法話を聞けたこともとても幸せな経験でした。長老のお言葉はいつもながらはっとする名言の連続なので追いつくのが精一杯。しかしそのおかげでわたしの脳も活性化された気(錯覚?)がします。特に憶えているのは「親が子供をかわいがるのは遺伝子にとって当然のこと。自分の子供ではなくても、大人には子供はかわいく思えて育てることができる。しかし子供が親を大事にするというのは遺伝子には無いプログラム。だから親孝行というのは努力しないと出来ないのです」というお話です。聞いていてとても胸が熱くなりました。善い事をするのは「遺伝子的に逆らっている」のだから、なんとなく生きるのではなく、努力が必要だとはっきりと突きつけられました。


 
他には「妄想、思考をやめなさいというのに、冥想に関して何かを気づいて、発見した気で得意になって話す人がいる」「復習したいというのはいいけれど、やたらと初心者指導を受けたがる人がいる」というお話を聞いた時は、「自分のことか」とドキリ。胸に刻んでいこうと思います。


 
毎日二回の読経の時間もとても貴重なものとなりました。お釈迦様の像に向かって長老が読誦される後ろにわたしたちがいること。約2600年前に法を説いてくださったお釈迦様に自分たちも礼拝できる幸せを感じました。仏法を残してくださった先人の方々にも感謝の念が沸き起こります。


 
最終日の27日の昼食後にほかの参加者の方々と交流できたことも良い機会になりました。入会してからまだ誰とも話したことがなかったので、みなさんがどのように日々仏法と生活しているのかを知ることができ、話せてとても良かったです。


 
最終日は関西月例冥想会があり、マーヤーデーヴィー精舎を拠点にされている方々のチームワークの良さを垣間見ることができました。


 
4泊5日はあっという間でしたが、とても実りある時間を過ごせたと思います。冥想する意志、三宝への帰依がより確かになったと思います。まだ宿泊冥想に参加されたことのない方にぜひおすすめいたします。


 
この度はこのように良い環境で冥想できる機会を与えてくださり、スマナサーラ長老はじめ、関西のボランティアの方々、誠にありがとうございました。


生きとし生けるものが幸せでありますように。

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