Māyādevī Vihāra blog

マーヤーデーヴィー精舎ブログ

兵庫 5月21日(日)『関西月例冥想会』マーヤーデーヴィー精舎

 

 兵庫県三田市で行われますスマナサーラ長老による法話と冥想の会。午前中は質疑応答形式による法話、午後からヴィパッサナー冥想が初めての方に冥想指導がございます。申し込み不要で、参加費は喜捨(お布施)、皆様ご参加いただけます。

●指導:スマナサーラ長老

▼スケジュール
 09:30 お経・質疑応答&法話
 11:30 お釈迦様へ食事のお供え・お昼休憩
 13:20 初めての方へ冥想指導・各自冥想
 18:30 終了
※予約・申込みなく参加していただけます。
※参加費:喜捨(お布施)

 当日、一般には駐車場はご利用いただけません。お車でお越しの方は、各自で周辺の駐車場をご利用ください。また近隣へのご迷惑にならないよう、ご注意ください。よろしくお願いいたします。

●地図:http://j-theravada.com/about/vihara/#sect-3
〒669-1525 兵庫県三田市対中町21-2

▼お問い合わせ「マーヤーデーヴィー精舎」まで
 電話:079-506-0003  
 メール:mayadevi@zeus.eonet.ne.jp

生きとし生けるものが幸せでありますように

大阪 6月18日(日)出版記念講演会「70歳から楽になる」大阪大学中之島センター

スマナサーラ長老「70歳から楽になる」出版記念講演会

参加費:無料
日程:6月18日(日)14時 会場、14時30分 講演

会場:大阪大学中之島センター 10階 佐治敬三メモリアルホール
講師:アルボムッレ・スマナサーラ長老
定員:250名(予約制・先着順)
大阪大学中之島センターへのお問い合わせはご遠慮ください。

 

参加には申し込みが必要です。
インターネットからのお申込みはこちらから

www.kokuchpro.com

▼問い合わせ
電話:079-506-0003(火・水を除く、10時~16時)
(宗)日本テーラワーダ仏教協会 事務局

 

70歳、人生の本番はこれからです

「離れる」という新しいブログラムを実行する
一番大事なのは、これまでとは違う生き方をすること。失敗からも、成功からも「離れる」生き方です。

仕事や子育てに追われてきた日々から離れるのです。一生懸命やって来たことから離れるのは、ちょっと寂しいかもしれません。しかし、離れたいか離れたくないかに関係なく、あなたが持っているものは取り上げられます。

なんでも取り上げられると嫌な気持ちが起きます。頑固で怒りっぽい人間になりかねません。皆に嫌われて、周りに誰もいなくなる可能性もあります。だからこそ、新しい人生プログラムを組み立てるのです。「取る」人生のかわりに、「離れる」ことを優先したプログラムです。

自分が持っているなにかを取り上げられようとしたときに、「いやですよ」としがみついたら苦しくなります。どうせ自分から離れる運命のものだから、「はい、どうぞ」と言った方が楽になります。離れるとは、こうした執着をなくすこと。ちっとも残念なことではなくて、自由を得ることなのです。

 

●電車によるアクセス
京阪中之島線 中之島駅より徒歩約5分
阪神本線 福島駅より徒歩約9分
JR東西線 新福島駅より徒歩約9分
JR環状線 福島駅より徒歩約12分
地下鉄四つ橋線 肥後橋駅より徒歩約10分
地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅より徒歩約16分

●バスによるアクセス
大阪市バス(53系統)
大阪駅前バスターミナル→中之島四丁目(旧玉江橋) 下車 徒歩1分
大阪市バス(75系統)
大阪駅前バスターミナル→田蓑橋 下車 徒歩2分
北港バス(中之島ループバス ふらら)
淀屋橋発(土佐堀通/住友ビル前)→大阪大学中之島センター前 下車 徒歩1分

※タクシーでお越しの際は、近隣施設や建物に中之島センタービル等類似した名称の建物がございますので、「大阪市立科学館 北側の『大阪大学中之島センター』」とお伝えください。

生きとし生けるものが幸せでありますように

レポート公開|自主勉強会 関西ダンマサークル zoom読書会 3/19(日)「人生を変える練習」第五回(最終回)

今回のテキスト「人生を変える練習」(大和書房)※電子書籍なし

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479012133/jtheravada-22/

※文庫あり:ブッダが教える意志力の鍛え方 (だいわ文庫)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479305661/jtheravada-22/


▼3/19(土)関西ダンマサークル「zoom視聴会」レポート
・まず大事なこと、皆さんで「慈悲の瞑想」をしました。
・テキスト「人生を変える練習」第5章 ” 人生が変わる意志の磨き方”

・意志とは、目的に定めた一つの行為を実行する力です。
・したがって、その行為が終わったら、その意志はそこで終了する
・手を上げたいと思ったら、意志が働いて手を上げる。その意志はそこで終わり、消える、変わる。
・意志の寿命は短い(瞬間)
・次に上げた手を下げる必要がある。手を下げるという行為のための意志が必要になる。
・行うべき仕事(目的)の大きさに合わせた丁度いい強さの意志が必要
・単に意志をどこまでも強化するものではない
・面倒なことをするためには、「なぜ自分がそこのことをしなければいけないか」という揺るぎない理由(正しい目的設定)が必要
・目的設定について、理解と納得があれば自ずと意志は生まれる

・目的を達成したら、自分の中に「やり遂げることができた」という達成感や充実感(喜び)が残る
・日々の怠け心に打ち勝ったことで、精神の向上という結果がある
・人間として成長したことになる
・人生を変えられる可能性を育てたということになる
・まず目的設定→「意欲・精進・観察・認識」+「始める・続ける・乗り越える」+「役に立つ(有意義)・没頭」を意識し実行する

・人はどこまで努力、精進するべきか?
・お釈迦様の答えは「目的に達するまで精進するべき(vayametheva puriso yāva atthassa nipphadā)」
・「目的に達するまで」とは「期待する結果が得られるまで」とも言える
・精進も意志と同じく、一つの目的に達したら終了となる
・どこまでも精進する必要はない。
・次の目的に合わせて精進する。
・生きている限り、意志は次々に生まれている
・新しく生まれてくる意志を大切にする。
・日々、充実して生きることをお釈迦さまは推薦する(日々是好日
・瞬間、瞬間を充実して生きてみる(気づきを保つ、不放逸)

・仏教でいう意志強化をする必然性は、解脱という目的のため。
・「人格の完成/精神の成長/智慧の開発/心の浄化」という究極の目的
・この目的のために意志や、その他の能力をギリギリまで育てる
・意志に「決意」を付け加えると諦められなくなる(強い意識になる)
・「必ずやり遂げる」と決めること
・その力で行為が変わっていく
・決意も清らか(善)でなければいけない
・自分にとっての高みを目指す
・目的達成が困難であっても、一歩一歩進めばいい
・社会や世間や他人と速度を合わせる必要はない
・目に見える結果が出なくても、精進は続ける。
・変化がゆっくりでも、それなりの結果が出ている(因果法則)

・何も始められないなら、目的を整理整頓する
・「あれもしたい、これもしたい」と意志が渋滞していることがあ
・あるいは「面倒なことはしたくない」と怠け(悪感情)と葛藤している
・これは自分の心をいじめていることになる
・痩せたい、長生きしたい、健康でいたい、老後の不安をなくしたい、もっとお金がほしいなど、欲望が多い。
・欲望であっても、目的を一つ一つ書き出し整理して、実現できる目的をひとつ選んで実行する

・明確な目的設定ができない場合は、毎日善いことをする
・一日一善ではなく、一日何善でもいいから行う
・小さな善行為を積み重ねる
・例:道に落ちているゴミを拾う、必要な人に席を譲る、電気を使い過ぎないよう節約して生活するなど
・何でもいいから実行できる善行為をする

・一番早く、正しく意志強化できる方法は「慈悲の瞑想」(安全装置)
・ヴィパッサナーは意志を発見する、気づくための瞑想
・慈悲の瞑想は、意志を清らかにする
・貪瞋痴の悪感情を働かせないよう抑える
・理性を育て(見方が変わり)、正しい判断ができるようになる
・慈悲の瞑想で、瞬時に善の目的設定ができるようになる
・これはお釈迦さまも常に勧められている方法
・慈悲の瞑想を続ければ、意志の悪用はできなくなる
・面倒くさくても、イヤでも、とにかく慈悲を育てる
・怠けたとしても、失敗したとしても、「こんなことして意味があるのか」と途中で諦めたとしても、何度でも立ち返って慈悲を育て
・慈悲の瞑想で、自分の心を守る

・意志とは、いつでも自分の心にある働きだと理解する
・世間がほしがる意志強化と、仏教でいう正しい意志強化は別物
・世間では欲望、怒り、憎しみ、競争心などの悪感情による目的達成のために意志を強化する
・もし皆の意志によって目的が達成されれば、とんでもない危険な世界になってしまう
・悪感情で目的設定したものは、結果を出さない、達成しない方がいい。
・行為において善と悪がある。
・叶うべき希望(目的)と、決して叶ってはいけない希望(目的)の二種類がある
・叶ってはけいない希望は無数で無制限
・善の目的を目指して、意志やその他の能力を育てる
・仏教の使い方を間違えてはいけない
・それで幸福になることができる
終わり

 このテキストで学んできた「意志」についてですが、最後は「慈悲の瞑想」が欠かせないということで、目的設定や意志強化によって起こる行為が、安全に行われるために、間違えないために、慈悲が必要というまとめでした。「意志」を悪用・乱用しないことが大事ということです。

 意志という心の機能を悪用してしまうと怖いこと、慈悲によって意志を使えば人の役に立つことができること、そのことを教えていると思います。皆さんはどう思われるでしょうか?おわり

 今回の読書会もご参加いただき、誠にありがとうございました。次回は4月22日(土)です。新たなテキストになります。お楽しみに!

 

生きとし生けるものが幸せでありますように

レポート公開|自主勉強会 関西ダンマサークル zoom読書会「人生を変える練習」第一回から四回まで

 

今回のテキスト「人生を変える練習」(大和書房)※電子書籍なし

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479012133/jtheravada-22/

※文庫あり:ブッダが教える意志力の鍛え方 (だいわ文庫)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479305661/jtheravada-22/

 

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お知らせ|2/6(月)&2/13(月) 夜10時50分から NHK Eテレ「スイッチインタビュー」スマナサーラ長老が出演

www.nhk.jp

スイッチインタビュー

小倉智昭×アルボムッレ・スマナサーラ」EP1

初回放送日: 2月6日(月) 夜10時50分から

情報番組の顔、がんを患い死と向き合う小倉智昭×13歳で自ら出家、著作「怒らないこと」で知られるスリランカ人僧侶スマナサーラ。70代の2人が人生と死を語り合う。 情報番組で22年間、朝の顔を務めた小倉智昭。2016年に膀胱がんを患い、死と向き合った小倉が対談を望んだのは…スリランカ人僧侶 アルボムッレ・スマナサーラ。東南アジアなどで信仰されるテーラワーダ仏教の長老で、著作「怒らないこと」で知られる。俗世間どっぷりのメディアの世界で生きてきた小倉と、13歳で自ら出家し、悟りを求めるスマナサーラ。生まれも育ちも全く違う70代の男2人が、人生と死を語り合う。


※テレビをお持ちでない方も、NHKプラス(アプリ)でスマホやPCでご覧いただけるようです。

plus.nhk.jp


動画「考える」ことについて① ※字幕あり|2022年10月23日 関西月例冥想会

youtu.be

「考える」ことについて① ※字幕あり|2022年10月23日 関西月例冥想会

 

▼タイムスタンプ
00:00 人間は考えることに忙しい
08:26 なぜ考えることが好きなのか?
14:29 現実から逃げても何も得られない

 

生きとし生けるものが幸せでありますように

動画「仏教を続けるためのモチベーション」※字幕あり|2022年 9月18日 関西月例冥想会

youtu.be

仏教を続けるためのモチベーション  ※字幕あり|2022年 9月18日 関西月例冥想会

 

▼タイムスタンプ
0:00:00 質問:どういったモチベーションで仏教を学べばいいですか? 
0:01:14 人を支配管理するシステム
0:09:29 支配される側の問題 
0:22:23 人間にはいろいろな束縛がある
0:32:34 お釈迦さまとバラモン人の対話
0:42:14 奴隷になって何か得るものはあるのか
0:49:39 何のために仏教を学ぶのか

 

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